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『魔術』

1つ、魔術と呼ばれる所に陰陽術と呼ばれるものがある。

日本古来の魔術で安部清明などが有名だろう。

陰陽術とは、呪(しゅ)によって対象を束縛し使役するというのが管理者の主流な解釈であるが、対象を縛る方法に名前をつけるという方法が存在する。

一匹の鳥に、鴉と言う分類を与え、更に特定の人間につけるような名前をつける事でより強い呪を与え、使役することが出来る。

これは、エンチャントの一種だと考える。

例えば、「いじめられっこの…」という名前を付与つまりエンチャントするとしよう。

その呪はたちまち、その人の価値を下げ、その人の持ち物に傷がつけられたり、机に落書きされたりする。

これは、名前という呪によって人の悪意をコントロールし現象を発現する魔術たりうるのではないだろうか?

また、名前は己を表す本質そのものであるからそれを使えばそれをコントロールできると考える。

悪魔は真の名を掴まれると命令に対し拒否が出来ないとされるが人間でこれなのであるからして、純然たる現象に近い天使や悪魔にとってこれは否定できないものではないか?

また、極論だが、万物はエーテルの振動だとしよう、その場合、仮に逆説であったとしても形状や性質は名前により支配できるのではないか?

名前によりエーテルを特定の形状や性質に誘導できるものだとしたらそれは、万物を操作できると考える。

1つ、魔術と呼ばれるところに錬金術と呼ばれるものがある。

エジプトで発祥し石ころですら黄金に変換し変換すると言う魔術だ。

一般的には化学に非常に近い学問であるとされるが管理者は非常にへそ曲がりなので錬金術を、価値を変える魔術と認識している。

例えばここに一円玉が存在する。

では拾った一円玉と、汗水たらして稼いだ内の一円玉、

彼方ならどちらを価値あるものというか?

前者は拾った→偶然手に入れた→幸運と考える人もいるだろう。

後者は稼いだ→自分が苦労した代価→思い入れが強いと考える人もいるだろう。

それこそが価値感の差であり、人の物の価値の差。

もし、彼方がサバクにおいて移動手段は徒歩しかなく、コンパスを無くしたとき

1リットルの水と持ちきれないほどの黄金、1つ選ぶとしたらどちらをとるだろうか。

状況にも寄るが、管理者は間違いなく水を所望する。

それは、生物が生きるうえで自分の命を第一価値と判断するからだ。

それを保持するためには黄金よりやはり水だろう。

つまり、生命の危機において価値が優先するのは黄金より水だ。

水が黄金に匹敵する。

ものの本質をそのままに対象の認識や把握を変化させる。

これはつまり、価値の違いによって万物を変化させる事に繋がるのではないだろうか?

1つ、魔術の中にソロモン魔法と呼ばれるものがある。

72の支柱と呼ばれる悪魔達を使役する魔法の1つであるが、それぞれに現象や役割と言ったものを有し、召喚者は起こしたい現象の悪魔を呼ぶ。

これは、純然たる現象に近い悪魔とその名前がキーワードとなり、現象が発現する

悪魔の1つに無価値を司るべリアルがいるが、その本質は全ての価値を平均化しているに過ぎない。

人の認識はなにか突出したものが存在したとき個性として捕らえるが、全てが同じならそれはどんなに有用であっても無価値である。

または、人間の認識を弱め、価値がわからなくするのかもしれない。

銃は武器としては有用だが、弾丸と火薬がない、もしくは引き金を引かないと使えないということが解らなければ単なる鉄の筒でしかない。

そもそも、鉄の有用性さえも知らなければ単なる筒でしかない。

結論

コマンド(名前・情報)→現象という構図において構成される。

それこそが魔術の定義だと管理者は考える。





追記

魔術とは無意味な物に意味を付加する事。

もしくは、持ち得ない意味を付け足す事。

ある石がある。

それは、何の変哲もない道端の石だ。

しかし、ある一言によってそれはその存在意義を変える。

「その石を初めに拾った者に100万円与える」

その一言によってその石は「権利」という存在へと変化する。



どうですか?立派なエンチャント魔術でしょう?

『力』

人は自分を偉大に見せようとするがために、歴史や神話に己を重ねようとする。

「彼の所業は○○以上だ」

「彼女の美貌の前では○○も顔を覆ってしまう」

「彼は○○の再来だ」

喩えをもって、話の尺度とするならわかりやすいが、

私は何かに比較されるのはイヤだし、歴史上の名言ばかり拝借して多用する輩が嫌いだ。

だから私は自分の言葉を吐ける程『力』をつけたい。

「相」

手相、顔相、家相など、

様々な相があるがこれによって人は人生や運命を左右される。

ひとえに相とはその人が如何なるものか表すものでなく、

数多大気に遍くエネルギーをどのような形で発現するかのサーキットのようなものでないかと考える。

電気でストーブが動けばテレビも映るだろう?

その感覚だ。

その相の配置の構図、(回路のような物をイメージして欲しい)によって美しくなったり弱くなったりする。



例えばだ、顔の相があるが口のそばにほくろがあれば一生食べるものに困らないという話や目じりにしわが多いと離婚結婚を繰り返しやすいなど様々な結果が顔の相から占える。

これは占いであるが、笑顔の人は嬉々としており、美人は他者に好まれるという事は誰しもがわかるだろう?

先人はこの延長線上に占いを作ったのではなかろうか?

経験や感の蓄積が占いや相を生み出したのではないか?



また、星の配列をとって運命を占う事があるが、これも、何らかのエネルギーが我々に影響を与え、行動を左右すると考える。

実際、月が近づく満月は海水がその引力に引かれ干潮となる。

人体のほとんどが水分ならば、いつもより脳のほうに血液が行きやすく、脳が活性化されるのは当然だろう。



話は変わるが、夏場幽霊が多いのは地球の公転ポイントのちょうど八月が幽霊が出現しやすい因子、もしくはあの世が近いからではないか、とか考える。



また、万物に相があるのだから、人体の構造にも相があるだろう。

血管の太い細いや多い少ない、肌の色に脳の大きさ、

これらは遺伝子に依存するが、魔術師がその血を持って血族に代々脈々と継ぐ事の出来るその魔術は人体構造が類似する、相が近い血縁関係にしか行使できないのだろう。



また、思考回路ですら脳を構成するの遺伝子に一部依存するのだから、血族と言うのは決して古い考えではないと考える。



話は羽陽曲折したが相とは物の配置と成り立ち、あり方であり万物を構成するもののあり方を評する手段だと考える。



この駄文を見終わった後、周囲を確認して物のあり方や流動がわかった方。

アナタが預言者になれる日は近い。

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